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  • 自費出版と企業出版の違い~出版の3つの形式~
第1章
出版の基礎を知ろう
02
ぬりかべ

出版にはどのような形式があるのか?

出版の3つのかたちとは?

今回は、前ページでふれた出版の3つの形態①商業出版 ②自費出版 ③企業出版について出版する意図や制作方法について詳しくお話していきます。まず3つの出版のスタイルに関して、表にまとめると以下のようになります。これから、図について詳しく説明していきます。

 

①商業出版

 

出版というと、こちらの商業出版をイメージされる方が多いと思います。本の製作費を出版社が負担して作成する出版です。 出版社が費用を負担しているため、
売れる本をつくることが最優先になります。 著者の対象となる方々といえば、必然的に過去に実績のある方や有名な方が中心になります。 また、売れるように出版社主導で発売日や企画が進行するので、著者としては伝えたいことが伝えられない書籍になってしまうことが多々あります。よくあるケースとしては、読者層の幅を広げるために「もっと簡単に」「もっと一般的に」というオーダーが発生する場合です。ただ売れた場合には基本的に印税が入ってきます。

 

②自費出版

 

本の製作費を自分自身で負担して作成する出版です。主な目的は、趣味や自分のノウハウを書籍という形にすること。基本的には、書店での流通はしないケースが多く、自分自身で周囲の人に配布がメインになります。自分自身で負担しているため、著者主導で自分の書きたいものを出したい時期に出版することができます。従って、しかし、本が出版社の流通網を介して世の中の不特定多数の方々に届くことはありませんし、印税を受け取ることもありません。

 

③企業出版

 

企業出版も、本の製作費を自分自身で負担して作成する出版です。自費出版と違うのは、書籍出版により集客・売り上げ増加やブランディングを達成することが目的であることです。そのために全国の書店に流通を行い、読者との出会いを生み出します。内容もお客様のニーズ、ビジョンをヒアリングし、届けたい読者層やマーケティングプランを設定した上で、プロの編集者が書籍をご提案し、製作します。その後、全国の書店へ流通させることにより、読者と新しい顧客の出会いを生み出すのです。

 

改めて考える出版の目的とは?

 

ここで考えなければいけないのは、出版をすることで何がしたいのか?ということです。純粋に売れる書籍を出版したいというのであれば、商業出版を目指すべきですし、書籍という形になればいいのであれば、自費出版が一番の近道です。書籍で会社や自分自身の業績を上げたいということであれば、企業出版がお勧めです。今、出版業界の新刊は年間8万冊も出ています。そのため、しっかり目的を定めたうえで最適な出版社とタッグを組み、戦略を練ることが非常に重要です。次のページからは、それぞれの形式でそのようにすれば出版できるのかについて解説していきます。

第1章
出版の基礎を知ろう
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