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出版実績

シンプルに働く 

シンプルに働く 

仕事や人間関係の悩みは尽きないものです。
本書は、頭ではわかっていても心ではなかなか納得できないこうした悩みに、25万部突破のベストセラー『気にしない練習』でも知られる現役の住職が、『般若心経』の智慧から解決のヒントを教えます。

▼ 600巻にも及ぶお経の真髄を270字ほどに凝縮した『般若心経』

『西遊記』の三蔵法師のモデルである玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)がインドから持ち帰ったと伝えられる『大般若波羅蜜多経(だいはんにゃはらみったきょう)』という600巻に及ぶ経典があります。

『般若心経』は、そのエッセンスをわずか270字ほどに凝縮したお経といわれ、「仏教の智慧の結晶」といえます。

この本は、職場の人間関係や仕事でモヤモヤを抱える人たちに向けて、元結不動密蔵院・名取芳彦住職が、48のパートに分けられた般若心経の一節を引用しながら、48通りの悩み一つひとつに答えていきます。

▼ 「仏教の智慧の結晶」が働く人たちの肩を軽くし、背中を押してくれる

読者の方々は、自分が抱える悩みに対する答えを、身近な具体例を通して、また同時に般若心経を理解しながら、見つけていくことができます。たとえば、

・給料が安くて不満
・同期が自分の上司になった
・仕事に変化がなく退屈
・上司が理不尽
・結婚して幸せな同僚と自分を比べてしまう

など、働く人たちの仕事や人間関係、生活にまつわる等身大の悩みに、般若心経を徹底的にわかりやすく読み解いたウェブ連載でも知られる著者がズバッと答えます!

▼ ベストセラー著者による歯切れよく、やさしい解説と、思わずほっとするビジュアル

1項目は4ページで、般若心経の一節とそのやさしい解説、働く人の悩みとその回答を収めています。

また本文中では、「協力」「仲間はずれ」「対立」「慰め」「家族サービス」など、われわれが仕事や職場、あるいはオフの日に遭遇するさまざまなシーンを連想させる動物のコミカルな写真を、全部で10枚あまり配しています。

著者紹介
名取芳彦(なとり・ほうげん)
元結不動 密蔵院住職。1958年、東京都江戸川区小岩生まれ。大正大学米英文学科卒業。英語教師を経て、江戸川区の元結不動密蔵院の住職に。真言宗豊山派布教研究所研究員、豊山流大師講(ご詠歌)詠匠も務める。写仏の会、読経の会、法話の会などを主催するほか、聲明ライブや講演なども行っている。著書は、25万部突破の『気にしない練習』や『般若心経、心の大そうじ』(いずれも三笠書房)のほか、『気にしない技術 ――まんがで読み解く般若心経入門』(あさ出版)、『日本一やさしい般若心経』(経済界)など多数。
元結不動 密蔵院 http://www.mitsuzoin.com

著者:名取芳彦
定価:本体1280円(税別)
発行日:2016/8/1
ISBN:9784844374886
ページ数:242ページ
サイズ:188×130(mm)
発行:クロスメディア・パブリッシング
発売:インプレス

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もくじ

はじめに

本書の構成

般若心経 全文
般若心経 全訳

01 「自分の都合」に気づくと、多くの悩みは解決する
02 一つの見方にとらわれずに、自在に観る力が人生を豊かにする
03 できないことをするのを〝練習〟と言う
04 この命こそが、最初のいただきもの
05 都合通りにならないからって、いちいち怒っていたら人生はつまらない
06 得意分野は人それぞれ、「これができる人が勝ち」ではない
07 因に縁が加わって「結果」になる
08 すべてのものは縁によって成り立っている
09 今の形にこだわり、執着すると、苦しみが増える
10 この世の中に「絶対」は無い
11 個々の「違い」と「共通」を見抜く仏の智慧
12 刺激や変化ばかり求めるのはやめなさい
13 きれいなことはいいこと、汚いことは悪いこと、なのか?
14 何かが減った分は、何かが増えている
15 無いものを「ある」と思っているから苦しむ
16 すべてのものは、膨大な縁の集合で成り立っている
17 「自分の五感は絶対だ」なんて思わないほうがいい
18 予想可能なものは準備できるが、予想不能なものは心配しても無駄
19 「一人で何でもできないと」という考えは捨てていい
20 「自分の仕事に意味はあるのか?」と再考するのはいいこと
21 古い価値が崩れたあとには、新しい価値が生まれる
22 一つのものにこだわると、ほかのものが見えなくなる
23 苦だと思うことでも、どこかにメリットはあるもの
24 「こだわらないこと」にもこだわらない
25 〝智慧〟にさえもこだわるな
26 今は逃げ回っている自分も、いつか変われる
27 他人の背中を押してあげられる人ほど、心穏やかに生きられる
28 本質をつかむために、あなたができること
29 「心を邪魔するものがない」のは、「勝手気まま」とは違う
30 心の中の〝とらわれ〟を上手に処理する
31 死ぬこと、嫌われること、失うことを、菩薩はどう考える?
32 現実をありのまま受け止めることが、心穏やかになる第一歩
33 望みやこだわりを「煩悩」にしないために
34 長く続けていることでもマンネリにならない理由
35 目的を達成したら手段は不要になる
36 自己完結してしまってはもったいない
37 子ども叱るな来た道じゃ、年寄り嫌うな行く道じゃ
38 個人ではどうしようもないものにどう対応するか?
39 心の闇に明かりを灯す方法
40 あなたはいつだって〝今日〟が一番若い
41 あなたの人生は、比べるものなき人生
42 自由がないのではなく、力がないだけではないか?
43 どうしようもない真実と、なんとかできる真実を分ける
44 「知恵」のレベルでできる発想の転換
45 結論ばかりを急がないほうがいい
46 言葉は体や生き方そのものさえ変える
47 最後には実践をすすめている『般若心経』
48 空も智慧も、私たちの心に内蔵されている

おわりに

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