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ビジネスマトリクス経営

ビジネスマトリクス経営

自社の現状を浮き彫りにし、各社員個人の自立化促進、戦略の明確化と共有を実現する経営フォーマット。

社員の思考・行動を受け身の姿勢から一人称で能動的に動く姿勢にどうしたら変革していけるのか、
そして一人称で能動的にビジネスを広げていく気概を持ってもらうにはどうしたらよいのか。このような悩みを抱えた経営者、中間管理職に向けた一冊。

“分ければわかる”という考え方に基づき、
自社の事業活動を顧客と商材、つまりWHOとWHATで構成したセルに分けるのである。

分けた上で事業活動を改めて見ることにより、初めて分かること、気付くことが多くある。

<目次>

1プロローグ
多くのグループ企業における課題
大企業の問題

2一般的なマネジメントツール
事業活動の一般的な見方とその課題
既知のマネジメントツールで見えないものとは

3ビジネスマトリクスとは
ビジネスマトリクスの起源
ビジネスマトリクス基本様式
ビジネスマトリクスを用いて自社の現状を浮き彫りに
ビジネスマトリクスの策定方法
適応できる企業

4ビジネスマトリクスで見えてくること
ビジネスマトリクスによる現状分析

5ビジネスマトリクスから見た戦略パターン
アイランド(島状)戦略の概要
バルク戦略
タテ縞・ヨコ縞戦略の概要
斜め戦略の概要
各戦略パターンのまとめ
まとめ

6ビジネスマトリクスによるマネジメント
事業活動へのインプリメント
各アクティビティの進め方

7ビジネスマトリクスの真髄
大企業病からの脱出
ビジネスマトリクス運用に当っての心構え
ビジネスマトリクス運用と組織

8サマリー
ビジネスマトリクスの真髄は2つ
大企業にベンチャー精神を

著者紹介
海野忍(うみの・しのぶ)
NTTコムウェア株式会社代表取締役社長。
1952年生まれ。1975年東京大学工学部電子工学科を卒業後、日本電信電話公社(現NTT)に入社。データ通信事業本部(現NTTデータ)にて国立病院を対象としたシステムの設計・構築に従事。1982年新潟県へ施設課長として赴任し、電気通信設備管理を担当。1987年には、スイス・ジュネーブにある国際機関ITU(国際電気通信連盟)に勤務。1988年米国・MIT(マサチューセッツ工科大学)に留学し、翌年にMBA取得。その後、NTTアメリカにて国際調達問題を担当し、1990年より、米国・ボストンでベンチャーキャピタル事業に従事。1992年に帰国し、NTTデータにて産業システム事業部、人事部等を経て、経営企画部長、公共地域事業本部長(地方自治体、医療業界を担当)、ビジネスソリューション事業本部長(ネットワーク、データセンター等を担当)を歴任。2008年NTTコミュニケーションズ副社長として法人営業を担当。2012年NTTコムウェア社長に就任。東京大学工学部、筑波大学ビジネススクール等において講師を務め、その他講演も多数。

著者:海野忍
定価:本体1580円(税別)
発行日:2016/6/21
ISBN:9784844374831
ページ数:183ページ
サイズ:188×130(mm)
発行:クロスメディア・パブリッシング
発売:インプレス

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もくじ

1 プロローグ
 1 多くのグループ企業における課題
 2 大企業の問題

2 一般的なマネジメントツール
 1 事業活動の一般的な見方とその課題
 ◆ 復習1-B/S、P/L、ROI、ROE、ROAなど
 ◆ 復習2-アンゾフのマトリクス、BCGマトリクスなど
 2 既知のマネジメントツールで見えないものとは

3 ビジネスマトリクスとは
 1 ビジネスマトリクスの起源
 2 ビジネスマトリクス基本様式
 3 ビジネスマトリクスを用いて自社の現状を浮き彫りに
 ◆ 事例
 ◆ ビジネスマトリクスにより明らかにされること
 4 ビジネスマトリクスの策定方法
 ◆ 何を売る?(WHAT)
 ◆ 誰に売る?(WHO)
 ◆ WHOとWHATの決め方
 ◆ 責任者は3種類
 ◆ どこまで浸透を図るべきか
 5 適応できる企業

4 ビジネスマトリクスで見えてくること
 1 ビジネスマトリクスによる現状分析
 ◆ CW社の収益状況
 ◆ CW社の組織
 ◆ 指標のバリエーション
 ◆ 収益規模(各種絶対額)
 ◆ 収益性分析(各種比率)
 ◆ 全体評価

5 ビジネスマトリクスから見た戦略パターン
 1 アイランド(島状)戦略の概要
 ◆ 定量的な評価方法(得意技集中度)
 ◆ アイランド(島状)の定量評価
 2 バルク戦略の概要
 ◆ バルク戦略の状況
 ◆ バルク戦略の定量評価
 3 タテ縞・ヨコ縞戦略の概要
 ◆ タテ縞戦略の状況
 ◆ ヨコ縞戦略の状況
 ◆ タテ縞・ヨコ縞戦略の定量評価
 4 斜め戦略の概要
 ◆ 斜め戦略の状況
 ◆ 斜め戦略の定量評価
 5 各戦略パターンのまとめ
 6 まとめ

6 ビジネスマトリクスによるマネジメント
 1 事業活動へのインプリメント
 ◆ 事業活動の現状
 ◆ 事業活動の理想形
 ◆ 実行プロセス
 2 各アクティビティの進め方
 ◆ アクションプラン推進者会議
 ◆ クロスディスカッション
 ◆ ビジネスマトリクス作戦会議
 ◆ アクションプランの策定
 ◆ アクションプラン推進者発表会

7 ビジネスマトリクスの真髄
 1 大企業病からの脱出
 ◆ 日本流の仕事のスタイル
 ◆ 理想的なスタイル
 ◆ ギャップの原因と解決に向けた本質
 2 ビジネスマトリクス運用に当っての心構え
 ◆ 自分を信じる(自分の可能性を引き出す)
 ◆ 人を信じる(仲間の可能性を引き出す)
 ◆ 嘘はつかない
 ◆ おせっかいになる(シナジーを生み出す)
 ◆ 一人称での事業遂行と相乗効果
 ◆ ビジネスマトリクスの可能性
 3 ビジネスマトリクス運用と組織
 ◆ ビジネスマトリクスと戦略の関係
 ◆ 戦略に従った組織
 ◆ ビジネスマトリクスに最適な組織

8 サマリー
 1 ビジネスマトリクスの真髄は2つ
 2 大企業にベンチャー精神を

エピローグ
参考文献

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