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出版実績

仕事も家庭もうまくいく! 共働きのすごい対話術

ともに働き、ともに家庭を営む時代。 理想のライフとキャリアを実現するには、パートナーとの協力が欠かせない。 12万人が共感した、ふたりが「最高のチーム」になる対話術を初公開!


「仕事が忙しいのに、自分ばかり家事をしている」
「子供が病気のとき、いつも自分が仕事を休んで面倒をみている」
「転職したいけど、給料が下がるからパートナーには反対された」
「お互いのキャリアプランが擦り合わず、子供をもつ時期が定まらない」

厚生労働省の最新調査によると、全国には1,245万世帯もの「共働き」家庭があります。
その数は「専業主婦(主夫)」家庭の倍以上。
お互いに働き、お互いに家庭を回していく必要がある時代に、多くの人が「仕事と家庭の両立」に悩んでいます。

それを解決するカギが、「対話」です。
本書は、ふたりで協力して理想のライフとキャリアを実現するための、「対話のしかた」を紹介します。
ただの会話ではなく、建設的に答えを導くコツです。

たとえばー

相手も大切にしながら、自分の意見もしっかりと伝えるには?
・「あなた」ではなく「私」を主語にして伝える
・「ふつうは」という言葉をいったん捨てる
・「二次感情」ではなく「一次感情」を伝える

どんなふうに話せばいいかわからないときは?
・伝える内容を「D・E・S・C」で整理する
・ふだんから「思考のシェア」をして情報共有する

相手が対話に応じてくれないときは?
・相手を責めるのはやめ、「心理的安全性」を高めていく

つい口論になってしまうときは?
・「事実」と「解釈」を分けて伝えるようにする
・自責や他責ではなく「無責」の思考で問題解決に臨む
・「戦略的ご自愛」で自分のメンタルを安定させる

お互いの気持ちを伝え、納得できる答えを見つけ、協力し合える。
そのための対話のコツを、複数の事例を交えて紹介しています。

こんな人におすすめです!
■仕事のために家庭を犠牲にしている気がする
■家庭のために、仕事をセーブしてしまっている
■家事や育児の分担に不満がある
■結婚や出産を考えているけど、キャリアに影響するのが不安
■パートナーと将来のことを話し合えていない

著者紹介
あつたゆか()
株式会社すきだよ代表取締役。「誰もが大切な人とずっと幸せでいられる社会をつくる」をビジョンに、家族・パートナーシップに関する社会課題を解決し、ふたりらしい生き方を支援する。8万人以上の夫婦・カップルが利用する対話ツール「ふたり会議」や、パートナーシップを学ぶコミュニティ型スクール「ふたりの教室」を運営するなどの活動を行なっている。企業や自治体向けに、共働きでのキャリア形成・夫婦間のコミュニケーション講座・ライフプラン研修も提供している。TBS・フジテレビ・ABEMAほか、日経ウーマン・日経新聞など多数のメディアで紹介され注目されている。

https://sukidayo.co.jp/
Twitter:@yuka_atsuta

ふたりの教室
パートナーとの対等な話し合いを大切にし、お互いを尊重し合う方法を学ぶオンラインコミュニティ。「キャリア」「家事」「子育て」など10以上のテーマが学べ、「話し合いがうまくできるようになった」という声多数。本書にもふたりの教室メンバーの事例や意見が多数反映されている。

https://community.camp-fire.jp/projects/view/224147

著者:あつたゆか
定価:1628円(本体1480円+税10%)
発行日:2022/8/1
ISBN:9784295407157
ページ数:304ページ
サイズ:188×130(mm)
発行:クロスメディア・パブリッシング
発売:インプレス

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もくじ

はじめに ― なぜ、共働きのふたりには「対話」が必要なのか?

第1章 仕事と家庭を両立させる「対話のカタチ」
共働きのふたりは家庭の「共同経営者」になろう
●「共働き」が多数派になり「こうあるべき」が崩壊した
●「平等」より大切なのはお互いが納得できるかどうか
ほとんどの人は「対話」を勘違いしている
●「要求を一方的に押し付ける」のは対話ではない
●「話し合いを強制する」ことも対話ではない
●「仲が良い」ことと「対話できている」は違う
●「葉」ではなく「木の幹」を見よう
● 価値観は変わっていくから表面で判断しない
多くの人が対話に苦戦する「4つの要因」
❶ 義務教育で対話や家庭運営を学ぶ機会がない
❷「言わなくても察してくれる」ドラマや漫画の影響
❸「ジェンダーロール」を押し付ける家庭運営アドバイス
❹ 軽視されがちな家庭内の「チームビルディング」
ふたりらしい生き方を叶える対話「4つのコツ」
❶ 仕事や家庭関係に対する「ふたりのビジョン」を共有する
❷「優先順位」を洗い出して実行する
❸ こまめな「情報共有」で前提や背景を共有する
❹ 家庭運営でも「PDCA」を欠かさない
● 対話によってふたりは「最高のチーム」になれる

第2章 共働きのふたりに必要な「伝えるスキル」
建設的な対話は「伝え方」が9割
● あなたは何タイプ? 3つの「自己表現タイプ」を知ろう
● 言いたいことが言えない「非主張的」タイプ
● 相手を傷つけてしまう「攻撃的」タイプ
● 相手も自分も大切にできる「アサーティブ」タイプ
共働きの衝突を防ぐ伝え方「6つのコツ」
❶「あなた」ではなく「わたし」を主語にして伝える
❷「疑問形」は非難に聞こえるので要注意
❸「ふつうは」という言葉をいったん捨てる
❹ 怒りではなく「一次感情」を伝える
❺ どんなときもまずは「肯定的なメッセージ」を伝える
❻ 自分の要望を押し付けず相手の気持ちや背景を「きく」
● 6つのコツで「対立」が「対話」に変わる
相談したい内容は「4つのポイント」で整理しよう
「D」「E」「S」「C」で情報を整理して伝える
❶ 客観的な状況をわかりやすく説明する
❷ 事実に対する気持ちを表現する
❸ 具体的な解決策を提案する
❹ 相手が自由に選択できるようにする
●「伝える技術」は「相手を変える技術」ではない
完璧な対話を目指さなくていい
●「アサーティブ」でいることがいつも正しいとはかぎらない

第3章 対話できる関係性をつくる「マインド」
建設的な対話に必要な「6つのマインド」
「質問責任」と「説明責任」を果たす
● 家庭でも職場でも「気になったことは聞く」文化を
● モヤモヤを伝えることはむしろ家庭がよくなるチャンス
「思考のシェア」をして「情報格差」をなくす
● 思考をシェアすれば忙しい共働きでもすれ違わない
● 感情を小出しにすると「価値観」も共有されていく
● 情報の共有には「リアクション」を求めない
対話しやすい「空気」をつくる
● 家庭での対話にも「心理的安全性」が必要
❶「話し合い」が苦手な相手を責めない
❷ 意見を言うことへの「不安」を取り除く
❸ 相手が話し合いやすい環境を整える
「無責的思考」で問題解決に臨む
● 自責でも他責でもない「無責的思考」という考え方
● 家庭内でも人を憎まず「仕組み」を憎もう
● うまく家庭運営している共働き夫婦は「仕組み」で解決している
「戦略的ご自愛」で対話する余裕を持っておく
● HPの残量を意識してゼロになる前に回復する
● 自分が休むことは「家族」のためでもある
● ストレスは「事前申告」しておくと一緒に対策できる
無理に答えを出そうとしなくていい
● 無理に答えを絞らずふたりの意見を「共存させる」
● 「いったん保留にする」という選択肢を持つ
● 対話で解決「しないほうがいい」というケースもある

第4章 家庭の対話の前に「自分との対話」を
パートナーとの対話と同じくらい「自分との対話」も大切
❶ モヤモヤしている自分を客観視できるようになる
❷ 感情的になって事態が悪化するのを防げる
❸ 課題の整理や話し合いがスムーズになる
自分の気持ちを言語化して整理する「3つのステップ」
❶ 自分の気持ちを表す言葉を見つけて点数をつけてみる
❷「心のつぶやき」を書き出してみる
❸ 事実と解釈にわけてつぶやきを検証してみる
●「紙に書く」「声に出す」自分に合った方法を見つけよう
● 自分の中にある「矛盾する感情」を大切にする
感情に振り回されないために「捉え方」を意識する
● 事実と感情の間には「認知」というプロセスがある
ふたりをすれ違わせる7つの「思考のクセ」を知ろう
❶ 物事を二元論で判断してしまう「白か黒か」思考
❷ 勝手な推測をしてしまう「過度な一般化」思考
❸ 自ら悪いほうに考えてしまう「マイナス化」思考
❹ 事実や感情を決めつけてしまう「論理の飛躍」思考
❺ 自分や他人を縛りつける「すべき」思考
❻ なんでも自分にひもづけてしまう「個人化」思考
行動や言動から人格を決めつける「レッテル貼り」思考
● 思考のクセを知れば自分とうまく付き合えるようになる
自分の中にある「固定観念」を見直そう
❶「夫婦なんだから子供をつくるべき」を押し付けてしまったケース
❷「女性だから家事を頑張らなきゃ」にとらわれていたケース
❸「正社員じゃないといけない」と思い込んでいたケース
● 固定観念を捨ててふたりのベストを探そう
● 自分とのパートナーシップも大切にしよう

第5章 共働きの悩みを「対話」で解決しよう
「家事」に関するモヤモヤ
● パートナーが家事を忘れてしまう
● パートナーが家事に非協力的で自分ばかり頑張っている気がする
● 「家事の基準」や「衛生観念」がすれ違ってイライラする
「仕事・働き方」に関するモヤモヤ
● 転職を考えているがパートナーに反対されそうで言い出せない
● 仕事の影響でメンタル不調になったパートナーへの接し方がわからない
● パートナーが仕事の愚痴を聞いてくれない
「結婚」に関するモヤモヤ
● 相手に「結婚の意思」があるかどうかわからない
●「結婚のタイミング」が合わなくて将来が不安
「お金」に関するモヤモヤ
● 相手の「収入や貯金」が気になるけど聞けない
● パートナーと「金銭感覚」が合わなくてイライラする
「子供」に関するモヤモヤ
●「子供を産む時期」について話し合えていない
● 産後にケンカが増えてギスギスしている
● 育児の負担が偏っていてキャリアに影響が出そう
「愛情表現」に関するモヤモヤ
● パートナーの「愛情表現」が減った気がして悲しい
● 最近「セックスレス」になっていて不満が溜まってしまう

おわりに ─「変えたい」気持ちを手放して、ともに歩んでいく

巻末
共働きのふたりが「最高のチーム」になるためのすごい対話フレーズ
仕事と家庭の両立のためにパートナーと話し合っておきたいこと

誰にも負けない独自のノウハウ・技術をお持ちの経営者さまへ

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