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小林教授の肩の力を抜くとすべてよくなる

仕事、人間関係、家事、育児…… 頑張れば頑張るほど肩に力が入り、うまくいかなくなる。 この悪循環を断つ小林流・心の健康マネジメント


現代に生きる私たちは基本的に何らかの「不安」を感じながら、毎日を過ごしています。
コロナ禍における不安に加え、仕事の忙しさや家族の介護等での生活リズムのズレ、季節の変わり目の不調など、自分でコントロールできない出来事は、私たちに不安をもたらします。
その一つひとつが、すぐに深刻な病を引き起こすことはありません。
しかし、小さな不安も積み重なっていくことで、じわじわと自律神経の働きを乱していき、あなたの体調にネガティブな変化を引き起こします。

こうした不安からくる不調のメカニズムから脱するために必要なのは、「肩の力を抜くこと」です。
「まだ大丈夫」「耐えられる」「ここを乗り越えれば……」と踏ん張り、我慢しないことが大切です。
不安を抱えながら頑張りすぎると、状況はより悪くなっていきます。
でも、まじめな人ほど、周りの期待に応えよう、応えなくてはいけないと考えて頑張ってしまいます。
あれもこれもやらなければならない。もっとできることがあるはず、といろいろ背負いすぎてしまうのです。
しかし、その背負っているものは、本当に大事なものでしょうか?
人からの期待、世間の目を気にしてムリをしていませんか?
今こそ“肩の荷”をおろし、生き方を見直す時です。

本書は自律神経の第一人者である小林教授自身が、肩の荷を降ろし、力を抜くことでたどり着いた、これまでにない心と体が健康になる生き方本です。

著者紹介
小林弘幸(こばやし・ひろゆき)
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。1960年埼玉県生まれ。1987年順天堂大学医学部卒業。1992年同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導に関わる。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した
“腸のスペシャリスト”でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、腸内環境を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』『医者が考案した「長生きみそ汁」』『整える習慣』『疲れたら動け!』など、著書多数。

著者:小林弘幸
定価:1518円(本体1380円+税10%)
発行日:2022/1/1
ISBN:9784295406327
ページ数:192ページ
サイズ:182×115(mm)
発行:クロスメディア・パブリッシング
発売:インプレス

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もくじ

はじめに まじめな人ほど肩に力が入っています

第1章 肩の力を抜くとプレッシャーから解放される
肩の力を抜くと不安が減っていく
ストレスホルモンが脳細胞を破壊する
医者の不養生を実感したサザエさん症候群
違和感が2週間続いたら注意
動かないのに疲れるのはなぜ?
健康な体とはどんな状態のこと?
交感神経と副交感神経のバランスが重要
調子が悪いのは、もう若くないせい?
少しずつ肩から力が抜けていった
年を重ねるほど人生はうまくいくはず
退職してすべてを失う人生は悲しい
これだけは手放したくないものは何?
捨てることで、大事な軸が見えてくる

第2章 不調の原因「肩の荷」を下ろす
2章の1「立場」を手放すとスッキリする
チヤホヤされても、そこに心はない
「認められないなら、それでいいや」と割り切る
人に期待しない、見返りを求めない
人を批判して余計な火種をつくらない
加齢とともに怒りやすくなるワケ
いらだった時ほど、ゆっくり話す
上司の役目は部下を勇気づけること
「恩人リスト」を作ってみる
55歳が分かれ目になる
立場に甘えてはいけない
2章の2「過去」を手放すと未来が開ける
過去を振り返ると明日への気力を失う
30代の頃はよかったなと現実逃避
AではなくBを選択していたら……
死にかけてわかったこと
現実に戻るとぐったりする
過去の物を身の回りから消す
古いアルバムの写真を捨てる
昔通っていた中学や高校に行ってみる
通学路を歩くと肩の力が抜けていった
良い思い出はまったくなかったはずが……
静かだな、と感じただけだった
時間は未来のために使う
自分の軸が見つかれば、それ以外は手放せる
3行日記で過去を整理する
こんなことで悩んでいたのかと思える
2章の3「欲」を手放すと豊かになる
必要以上のお金を持たない
時計を見るたびに自律神経が整う
セールで靴を5足まとめ買いする
貸したお金は返ってこない
お金を整理すると自律神経が整う
未来の自分から見れば今日が一番若い
あなたの1日の値段はいくら?
お金以上に健康に価値がある

第3章 実践! 肩の力を抜いて心と体を整える
自律神経が乱れる5つのシチュエーション
「心技体」より「体技心」の順
自己管理できる人とできない人に二極化
肩の力を抜く3つのコツ
太ももとふくらはぎを動かす
体にいい呼吸を身につける
インスタグラムを始めてみたら……
健康を失うとすべてが崩れる
肩の力を抜き、ゆっくり動く
1カ月に1つ目標を作る意外な効果
後悔が多いとパワーが生まれない

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